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お葬式の知識

枕飾り(まくらかざり)と後飾り(あとかざり)の違いとは?飾る目的や期間を解説

9月15日
読了時間: 3分

お葬式の前後には、ご自宅に祭壇を設置する場面が2回あります。それが、ご逝去直後に設ける「枕飾り(まくらかざり)」と、火葬後に設ける「後飾り(あとかざり)」です。

どちらも故人様を供養するための大切な場所ですが、設置するタイミングや目的、飾る期間が異なります。いざという時に慌てないよう、それぞれの正しい知識と役割について解説いたします。

枕飾り(まくらかざり)とは

目的と意味

ご逝去後、ご自宅や安置施設にご遺体を安置した際、ご遺体の枕元に設ける小さな祭壇のことです。 お通夜やご葬儀までの間、故人様の魂を慰めるとともに、ごく親しい方々や弔問に訪れた方が手を合わせるための場としての役割を持っています。

飾る期間

ご逝去され、安置場所に到着した直後から、ご遺体を棺へ納める「納棺(のうかん)」の儀式、またはお通夜が始まる前までの間、飾られます。

基本的なお供え物(仏式の場合)

白木、または白い布をかけた小机に、以下のものを飾るのが一般的です。

  • 三具足(みつぐそく): 香炉(お線香立て)、ろうそく立て、花立て

  • 一輪飾り: 花立てに飾る1本のお花(樒や菊、百合など)

  • 枕飯(まくらめし): ご飯を山盛りにし、お箸をまっすぐ立てたもの

  • 枕団子(まくらだんご): 上新粉などで作ったお団子

  • お水: 故人様の喉を潤すためのお水

後飾り(あとかざり)とは

目的と意味

お葬式や火葬を終えてご自宅に帰られた後、ご遺骨、白木位牌(仮位牌)、遺影写真を安置するために設ける祭壇のことです。「中陰壇(ちゅういんだん)」や「自宅祭壇」とも呼ばれます。

ご家族が日々お線香をあげて供養するためだけでなく、お葬式に参列できなかった方が、後日ご自宅へ弔問に訪れた際にお参りをしていただくための大切な場所となります。

飾る期間

火葬後ご自宅に帰られてから、四十九日法要(忌明け)を終えるまで飾るのが一般的です。 四十九日法要の際に、白木位牌は本位牌に作り替えられてお仏壇に納められ、ご遺骨はお墓や納骨堂へ納められるため、このタイミングで後飾り祭壇は片付けます。(※神式の場合は五十日祭、キリスト教式の場合は追悼ミサなど、宗教によって期間は異なります)

基本的なお供え物(仏式の場合)

2段、または3段の祭壇に白い布をかけ、以下のものを飾ります。

  • 上段: ご遺骨

  • 中段:遺影写真、 白木位牌

  • 下段: 香炉、ろうそく立て、花立て、おりん、お線香、お供え物(果物やお菓子など)

まとめ

  • 枕飾り: お葬式「前」に、ご遺体の枕元に設ける簡易的な祭壇

  • 後飾り: お葬式「後」に、ご遺骨や位牌を安置するために設ける祭壇

どちらも故人様を偲ぶ上で欠かせないものですが、準備や設置については、基本的には担当の葬儀社がサポートし、必要な道具一式を用意してくれます。ご遺族がすべてご自身で用意しなければならないわけではありませんので、ご安心ください。

宗教や宗派、また地域の風習によっても飾り方やお供え物は異なります。ご不明な点がありましたら、お気軽に担当スタッフへお尋ねください。

 
 
 

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